遠江のブログ

実在しないアイドルのこと

喜多見柚さんのヘアスタイルの話

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髪型の名前は「グラデーションオンレイヤーボブ」です。

髪色の名前は「ベージュブラウン」です。

 一見はベーシックなボブですが、なんとも言えない個性的な印象を受けると思いますのでそこを重点的に注目します。

  • 前髪カット

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前髪はぱっつんです。 市原仁奈さんもぱっつんですが、比較すると印象が大きく違うことが分かります。喜多見柚さんの前髪は横の髪へ直角に切り込むことで、前髪の存在感を強調しています。それに対して市原仁奈さんは目の形に沿ってカットすることにより肌馴染みのある前髪にしてあります。 喜多見柚さんの形は「スクウェア」、市原仁奈さんの形は「ラウンド」と呼んだりします。これだけで印象が大きく変わります。

  • ベースカット

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横髪は後ろの髪と繋げずにカットしてあります。 赤ポイントが後ろ髪との差です。個性的に見えるポイントの一つです。「ディスコネクション」と呼ばれることが多い技法です。 さらに青ポイントのように顔に沿って切り込むことで個性的にさせ過ぎず、顔へのフィット感も出してバランスをとります。

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バックですが、左は通常のグラデーションボブで右がグラデーションオンレイヤーボブです。 上段の赤ポイントをレイヤーカットすることにより、髪にふわっとした動きが生まれます。特に一番後ろの髪は中段と繋げずにカットしてあることが分かります。個人的にはここが喜多見柚さんの髪型たらしめている一番のポイントだと思ってます。 

  • スタイリング

アイロンやブローで軽く内巻きに整え、仕上げのスプレーをしたらスタイリング完成です。 凝ったスタイルなのでシンプルなスタイリングが映えますね。

  • まとめ

スクエアの前髪と長く残した横髪と上に入れたレイヤーが組み合わさり、普通のボブとは一味違ったヘアスタイルに仕上がっています。特にディスコネクションのレイヤーはパッション感をより引き立てていて、とても似合ってます。

また、喜多見柚さんのようなタレ目がちなお顔だとそのタレ目に沿ってラウンドで前髪を作ることが多いのですが、あえてスクエアを選択してぱっつんを強調しているところが喜多見柚さんの強い前髪へのこだわりが現れていて良いですよね。

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