東郷あいさんのヘアスタイルの話
髪型の名前は「サイドパートマッシュレイヤー」です。
髪色は自毛のようですね。
- カット
上の髪と下の髪を2つのセクションに完全に分けてカットする、という少し特殊な技術を用いられたスタイルです。このカットのことをツーセクションカットと呼びます。(ディスコネクションカット・ツーブロックカットなど呼び方は人それぞれありますが)
オーバーセクション(赤ポイント)とアンダーセクション(黒ポイント)を独立させる事によって上部は丸みを帯びたキュートなフォルムに、下部は半月を描くようなクールなフォルムに、さらに相反する二つのイメージを混成させることで独特なモード感を得られています。アンダーセクションに高角度のハイレイヤーを入れる事により上部と下部の間に空間が生まれるので抜け感もしっかり抑えています。
大胆なセクショニングと繊細なバランス感覚の下によって初めて美しく見える高度なカットと言えます。
- 前髪カット
前髪はサイドパート(横分け)です。
あえて毛流れに逆らう形で流す事により(赤ポイント)立体感を生み出しています。この位置が少しでもずれてしまうと全く異なる印象になってしまうので重要なポイントです。流さない方の髪(青ポイント)も立体感を出してしまうとメリハリがなくボヤけた印象になってしまうのでタイトに。
通常のマッシュレイヤーには短めの前髪を合わせる場合が多いですが、あえて長い前髪を選択する事によってクール感が増していて東郷あいさんの顔立ちにとても似合ってますね。
- スタイリング
サイドパートなので前髪だけにはブローが必要ですがツーセクションカットは機能美も備わっており、ドライヤーで乾かした後に軽くワックスをつけるだけでこのような形になるのでスタイリングがとても楽で再現性も高く、ライブ中にどうしても必要になるバックステージでのリスタイリングも素早くこなせるのでアイドルには打って付けのカットと言えます。
分け目の都合で毛量が多くなっているレフトサイドはナチュラルにおろしスリークで少しヘビーな印象に、逆に毛量が少なくなっているライトサイドは耳にかけることにより生まれる抜け感で全体のバランスをとり、仕上げのスプレーをして完成です。
マッシュレイヤーやツーセクションカットは他にもたくさんの種類があるので東郷あいさんのようなボブスタイル寄りのサイドパートマッシュレイヤーはほんの一例ですが、美容業界では大きな注目を集めてるスタイルのひとつです。アレンジの幅も広いスタイルなので他にも色んなバリエーションが見てみたいですね。
#デレマスアイドルヘアスタイルのお話
— 遠江 (@toenithm_2) 2017年10月8日
東郷あいさんです。
髪型の名前は「サイドパートマッシュレイヤー」です。
ツーセクションカットという完全に2つのプロック(赤と黒)に分けてカットする特殊なスタイルです。宮本フレデリカさんのような通常のマッシュと比べると分かりやすいです。
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